〇碓井川橋梁 製作記(1)
久しぶりの投稿です。
横川軽井沢間の碓井第三橋梁セクションを譲ることになったのですが、どうせなら、新線である碓井川橋梁も作って一緒に納品していただきないかという依頼を受けて製作することになった次第です。初めての依頼による作品となりました。
では設計図から・・
新線は複線なので、これまでのセクション規格の中に複線を配置しました。既存のセクションとの連続性を考え、地形を連続させる余裕として接続する方の端面からの離れを確保するとともに、トンネルと地形の関係が不自然とならないようように線路配置を考えました。線路の高さは、既設セクション方から見ることを考え、手前の線路を既設セクションの線路高さより製品橋げた1/4、奥の線路を既設セクションの線路高さより製品橋げた1/2と上げ、見通しを確保できるようにしました。線路に勾配を付けるかどうかは迷いましたが、風景写真を見ると、遠景となる新線は勾配がない方が見栄えが良いと感じたので、勾配はつけないこととしました。
次は、セクションのベースの作成です。
*牛乳パック電車(2)
今回は、前回に引き続き、牛乳パックを使用した電車(気動車)の紹介です。
5)103系1000番台
国鉄通勤型電車103系のうち地下鉄乗り入れ用に特化した車両です。前面の貫通扉が特徴です。俗に言う食パン電車です。
6)185系
国鉄の特急型電車です。つい最近、定時運用から離れたことで話題となった車両です。塗装は高崎線運用Verです。
これは、貯金箱としても使えるようにしており、屋根には空調ではなく、お金を入れる口が付いています。
7)711系
国鉄が北海道専用に製作した通勤型電車です。雪の中でも目立つようにと工夫された赤い車体が特徴です。
7)721系
JR北海道が製作した通勤型電車です。この作品が牛乳パック電車の最後で、屋根上機器を作らず、そのままとなっているのだと思います。
8)781系
国鉄が北海道専用の特急型電車として製作した車両です。紫(バイオレット)の帯は、色画用紙にはなく、折り紙を使用しました。
今見ると、運転台が大きくなりすぎてバランスが悪い感じが否めません。
9)785系
781系の後継機としてJR北海道が製作した特急型電車です。くの字型の前面に貫通扉が付く、複雑な形状です。
モデルは古く、屋根のRも裾絞りも入っていません。
10)789系
785系の後継機としてJR北海道が製作した特急型電車です。この後、JR北海道が製作する特急型車両の先頭形状がこの車両から採用されています。
このモデルも古いもので、屋根のRも裾絞りも入っていません。
これで、牛乳パック電車の紹介は終了です。
次は、何を紹介しましょうか・・・・
*牛乳パック電車(1)
今回は、筆者が鉄道模型に戻るきっかけとなった、牛乳パックを使用した電車(気動車)達です。
子供が遊べるようにと、牛乳パックを利用した大きな電車を作ったのが始まりです。
まず、牛乳パックの利用状況をお見せしましょう。
牛乳パックに色画用紙を貼って作っています。車体の長さは、バランスを見て15cmとしています。製作当初は立方体でしたが、作例を重ねるにしたがって、屋根にRを入れたり、前面に折れ曲がりを入れるなどだんだん手が込んできています。
どの順番で作ったか忘れてしまいましたので、順不同でご紹介します。
1)キハ10
JR東海色のキハ10です。これは前面の折れ曲がりや屋根のRが入った、結構手の込んだ作品です。
2)キハ40
これも、JR東海色の作品です。これは、裾絞りまで入れたさらに手の込んだ作品です。
3)キハ75
製作当時は快速みえに使用されていた気動車です。貫通扉の凹凸も表現しています。
4)キハ85
JR東海の特急型気動車です。先頭車は貫通型と非貫通型があるので、その両方を製作しました。そうなると、中間車を入れて3両編成にしたいという欲が出てきて、最終的には3両編成で製作しました。
これはかなり特殊な形状を意欲的に制作しています。
ここからは、編成での紹介となります。
次も、牛乳パック電車が続きます・・・・
*カプセルトイ コレクションケース
今回は、カプセルトイを使ったコレクションケースの紹介です。
このカプセルトイはかなり良くできたもので、ストラクチャーも豊富に揃っていました。そこで、市販のコレクションケースにストラクチャーをセットした展示台を作ってみました。このコレクションケースは3段になっており、各段に風景を設定しています。
まずは、全体を見てください。
上段は、川を渡る通勤電車です。3連の橋梁をE231系通勤電車が渡っています。川は青のプラ敷、橋脚は市販の石垣ペーパー、地面は市販の草地ペーパーを使用するというちょっと手を掛けた構成となっています。
中段は、雪と除雪車です。発泡スチロールののベースに白いレール、セットになっている雪山、雪をかぶった木、トンネルを配置しています。セットに入っていた狐もアクセントとして配置しています。
下段は、SL列車と駅です。コルク版のベースに、跨線橋にホーム、トンネルを配置しています。
車両はいろいろ入れ替え可能です。
このカプセルトイは、基本動力がゼンマイで、レイアウトで運転するとしてもエンドレスがせいぜいですが、ストラクチャーを組み合わせた展示台にすると見栄えがします。
では、次は何を紹介しましょうか・・・・
〇上砂川駅と炭鉱2
今回は、上砂川駅と炭鉱の建物の詳細画像の紹介です。
まずは駅舎です。ホーム側に付け足されたと思われる部分の屋根の勾配が急になっており、北海道特有の折曲がり屋根ののようになっています。
次は、貯炭ポケットです。現物も2線入る構造でした。コンクリート構造でトタンの屋根が付いていました。冬の対策として、入口には扉が付いていました。中央部の屋根が飛び出した部分にサイロからのベルトコンベアが接続されていました。
立て坑櫓です。櫓の下には地下の坑道につながる立て坑とエレベータがあり、建物の中にエレベータを動かす巻き上げ機が設置されています。櫓の頭部にはエレベータのケーブル用の滑車が付いているのですが、モデルにはついていません。
貯炭サイロです。ドーム状の鉄骨構造にトタン製の屋根がかかった大きな空間を持つ構造物です。ここに出荷前の石炭が貯蔵されます。冬の雪を避けるためにこのような構造物が必要になります。赤茶色の構造物の頂部には小屋のようなものはついていますが、ここに、石炭を送るベルトコンベアが接続されます。
現物はもっと幅も長さも広いもので、3基ありました。
これで、これまで作ってきたものは、ほぼ紹介を完了しました。これからはのんびりと作品を紹介することとします。
では、次は何を紹介しましょうか・・・・
〇上砂川駅と炭鉱
今回は、上砂川駅と炭鉱です。
上砂川駅は砂川駅から伸びていた上砂川支線の終点でした。炭鉱があったため、産出された石炭の搬出拠点としてにぎわっていましたが、炭鉱の閉山とともに衰退し、廃止となってしまいました。
現在、上砂川駅舎は記念館として保存されています。
では、モデルを見てください。
手前に駅舎と旅客ホームが、奥に石炭積み込み用の貯炭ポケットがあります。貯炭ポケットの後ろにはポケットに送る前の石炭を蓄えておくサイロが2基あります。サイロの並びには立て坑櫓があり、立て坑櫓とサイロはベルトコンベアで接続されています。
駅舎は、時代によって若干形状が異なっていますが、現在保存されてものをモデルとしています。
貯炭ポケットはコンクリート作りで、積み込みは建物内で行われます。冬の積雪を想定して、入口には扉が付いています。
サイロと立て坑櫓です。これらの施設も冬の積雪対策が施されています。ベルトコンベアは通路のように屋根と壁に覆われています。また、搬出前の石炭を保護するため、ドーム状のサイロが設置されています。現物はもっと長さがあるものが3基設置されていました。
モデルでは、立て坑とサイロが直結していますが、現物は選炭工場で採掘された鉱石を石炭とそれ以外の石に選別、大きさなども調整したうえで、サイロに送られます。
次は、各建物の詳細画像を紹介します。
〇砂川駅 駅舎
今回は、砂川駅 駅舎です。
砂川駅は函館本線、岩見沢ー滝川間にある駅です。歌志内線、上砂川支線分岐していた交通の要衝の駅でしたが、現在は両線とも廃止となってしまいました。
では、モデルを見てください。
入り口部分が三角屋根となており、建物両端に煙突を模した尖塔が付いています。赤茶色とコーヒー色の2色に塗り分けられています。
ホーム側から見ると改札部分が広い3枚扉となっています。また、信号てこ操作部分がホーム側に飛び出しているのは、一般的な駅舎の構造です。
この駅舎は現在の駅舎ですが、歌志内線や上砂川支線が盛業だったころは、北海道特有の牛小屋のような折曲がり屋根の駅舎でした。
では、次は何を紹介しましょうか・・・・