▽除雪車 キ100
冬に合わせて、今回は除雪車、キ100を紹介します。
除雪車はその除雪方法で区分されます。線路上の雪を左右に押し分ける方法のラッセル除雪車、雪を線路外に飛ばすロータリー除雪車、左右に溜まった雪の壁を線路内にかき寄せ、ラッセル車で飛ばすことを補助するかき寄せ除雪車、ヤードなどで多くの線路を一度に除雪する広幅除雪車などがあります。
ラッセル除雪車には、左右均等に押し分ける単線型、進路方向左側のみに押し分ける複線型があります。
また、機関車と組み合わせて運用されるものと、機関車に除雪装置を装着したものがあります。
キ100は、機関車に押されて運用される、初期の単線型ラッセル除雪車です。同系機は、国鉄だけでなく私鉄でも運用されました。
では、設計図とモデルを紹介します。
まずは、側面のウィングを閉じた状態での写真です。
次は、ウィングを開いた状態です。
ウイングの取り付けはのりしろのみとしています。紙ならではの特徴で、これだけで開閉機構に蝶番などを用いないで再現できまています。
最後に、冬になると必ずと言っていいほど紹介される弘南鉄道のED22に押されて運用される状況を再現してみました。
雪を綿で再現しています。写真になると、目で見るモデルよりも迫力のあるものになっており、気に入っています。
さて次は、何を紹介しましょうか・・・・