〇横川-軽井沢 3(熊ノ平信号所)
丸山変電所跡から何か所かのトンネルを抜け、熊ノ平信号所に到着します。
開通当時は単線区間の交換施設で、駅舎や給水施設のある駅でしたが、新線が開通すると、交換が不要となり、また、徐々に乗降客もいなくなり、信号所になります。
189系が投入されたころには駅舎はなかったと思われますが、モデルでは駅舎を配して写真を撮っています。
駅舎は、軽井沢に向かって左側(谷側)にあり、駅舎の横川側にトイレがありました。駅舎の軽井沢側には駅職員の官舎がありました。
木造の駅舎、トイレは、和風で田舎の駅の雰囲気をよく表現しています。
モデルでは駅舎からホームに行くには階段を登るようになっていますが、実際は、ホームと駅舎は同一平面上に配置されていました。
熊ノ平駅の構内には、供給電力の増加を補うため建設された変電所が、駅の横川側の谷側に併設されています。変電所はコンクリート製で丸山変電所のような飾り気はありませんが、工場建物としては機能美というか、無骨さが筆者としては気に入っています。
実物は、変電所の軽井沢側に配電施設がありますが、モデルでは詳細が判らなかったため、モデル化を諦めました・・・。
熊ノ平を通過すると、またトンネルに入り、軽井沢を目指します・・・・。