*製作手順(埼玉新都市交通(ニューシャトル)2020型を例にして)-1
埼玉新都市交通(ニューシャトル)2020型を例にして、製作手順を書いてゆきます。
(1)工 具
まずは、使用する工具類です。
ここに示したものが、主に使用する工具です。
カッターマットは、22.5cm×15.0cmのものを使用しています。使用する紙がプリンターの関係でA4なのでこれで十分です。
マットの上に載っているのは、フロアのクッション材をカッターマットの大きさに切り出したものです。曲面を作る際、この上に紙を置いて、丸棒でくせをつけるために使用します。
カッターです。細かな細工をするため、刃の小さいものを使用しています。デザインナイフは、私には合わないようで使用していません。
2本のカッターを使用していますが、1本は常によく切れるようにしているもの、もう1本は、使い古してきれなくなったものです。折り曲げ線をなぞり、曲げやすくするために使用するため、わざわざ切れないのを準備しています。
ハサミです。大きいもの、といっても刃の長さが5cm程度のものと、細かな部分を細工するための小さなハサミの2種類です。小さなハサミは、美容用(私は鼻毛切り)です。
定規です。カッターを添わせて使用するので、金属製のものを使用しています。長さは15cmで十分です。L型のものがあると、便利なので、直定規とL型定規の2本準備しています。工作にはほとんど使用しませんが30cmのものも準備しています。
竹櫛、丸棒、ピンセットです。
竹櫛は、とがった方で接着剤を付ける、細かな部品を押さえる、側面画で曲面を付ける。お尻で接着した部分を圧着するなど、工作の主要工具になります。
丸棒は大きな曲面を付けるときに使います。5寸釘を加工し、釘の頭を丸く削っています。これは、ドーム状の形状を作る場合に使用します。フロアマットの上で丸い頭部で押さえるとドーム状の形状になります。
ピンセットは、細かな部品を扱う場合に使用します。
接着剤です。速乾性の木工用ボンドとスティックのりを使用しています・
ほとんど速乾性の木工用ボンドを使用しますが、コピー用紙を面的に貼るなど大きな面積で紙が伸び縮みしてほしくない場合、接着までに時間が欲しい場合にスティックのりを使用します。
工具は以上になります。
次回は、作り方について細かく解説してゆきます。