〇橋を架けよう(14)
4.1 地鎮祭
いろいろな事前準備を経て、いよいよ現場作業に入ります。
現場作業は、地鎮祭からとなります。整地作業や仮設など現場下準備を行った後、本工事開始前に行われることもあります。現地で行われる地鎮祭のほか、神社で安全祈願祭を別に行うこともあります。
参加者は、施工主、工事関係者、地元関係者です。
神主さんは、地元神社で、地鎮祭を執り行ってくれるところを探して依頼します。
祭壇は東もしくは南向きに設定します。
地鎮祭に使用する祭壇や三方(さんぽう)は、白木のもので、地鎮祭などに使う専用のものを神社もしくはレンタルして準備します。お供え物は、祭壇に直接置かず、三方に載せます。
お供え物として、酒、水、米、塩、海の幸、山の幸、野の幸を準備します。
酒は2本1組の瓶子(へいじ)という容器に入れ、神様に近い上段に置きます。水は水玉(みずたま)という容器に入れます。塩や米はさらに盛ります。米は洗米を準備します。海の幸は魚や貝などの生モノだけでなく、干物、乾物で代用することもあります。山の幸は果物を、野の幸は野菜を準備します
地鎮祭の進行は、神様をお迎えし、お供え物を差し上げ、祝詞を奏上までを祭壇の前で行い、そのあと、地鎮の儀(土地に鍬を入れる)、玉串を捧げて、神様にお帰りいただき、終了となります。
今回の追加部品は仮設テントです。パイプの配置も本物のように入れています。