〇橋を架けよう(2)

2.施工計画

2.1 計画地点の概要

 計画地点は、幅240mmの河川を高さ130mmで横断する計画とします。橋長は430mm(標準レール2本)を想定します。

 地形上、ルートは、川の右岸がトンネル、左岸が切通しとなります。

 また、近くには道路はなく、周辺には地滑り地が多い、環境配慮から、道路によるアクセスは難しい。そのため、施工は、路線を先行して建設し、路線をベースとして資材の搬入などを行うこととなります。

 川は流量が多いこと、自然環境保護のため、河川内への仮設工事、橋脚の設置はできません。

 周辺の伐採、掘削などの地形改変を最小限にすること、橋の構造は景観に配慮することも求められています。

 地質は中硬岩ですが、地表には50mmの表土が分布しています。重量のある構造物基礎は設置できますが、大規模な掘削が必要な地質です。

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施工前の状況

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形状・寸法

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平面計画

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上流側から

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下流側から

 どういう橋をかけましょうか・・・?