◇井川線 アブト区間(8)
8.地形
地形は、外周は5mmスチロール板、骨組みをダンボールで作成し、表面を短冊状模造紙で覆うことで作ります。
外側のスチロール板のうち、背面は材料節約のため、外側のみとしています。
ダンボールの骨組みは、以下の手順で決めています。
①ベースに地形線を決めます。
②代表となる地形縦断を決めます。
③水平面(等高線)となるものを地形の変曲点となる高さに設置します。
(このモデルでは2段)
④水平面間を縦に繋ぎます。
⑤谷部など細かな形状を仕上げる。
ダンボールの骨組みに、短冊状の模造紙を貼りますが、ダム右岸の擁壁を地形に合わせて現場合わせで作ります。ダム本体と擁壁の境界には、写真を参考に階段状の構造物も付けました。
模造紙の貼り方は、下から等高線状に貼ってゆきます。これは、上から重ね張りすることで継ぎ目が下向きになり、継ぎ目が見えにくくする効果を期待したものです。
次は、法面保護工です。