◇セクション(ベースの規格)
私が作っているセクションを投稿する前に、セクションの規格設定について説明します。
〇ベースの規格・構造
セクションの規格は幅×奥行き×高さ=700×320×400mmとしています。
ベースは厚さ5mmのスチロールもしくはベニヤ板に38mmのスチロール板を合わせたものとしています。これは、走行音を低減させるとともに、掘り込みの河川など、線路の下に構造物を作る場合を考えています。
大きさは、以下の考えで設定しています。
〇幅;
セクション内に行き違い可能な配線を行うと考えると、左右の分岐と直線の3本の標準レールが必要となります。セクション同士を繋ぐ場合、接続レールを挟むのが合理的です。接続レールに1/4レールを使用すると考えると、標準レール3本と1/4レールを左右に接続する(結局1/4レールの1/2の長さを左右に振り分けるので、1/4レール1本分)ことを考えると以下のようになります。
215mm(;標準レール)×3本+215mm/4(;1/4レール)×1/2×2=699mm
≒ 700mm
〇奥行き;
標準レールを基準とした長さで300mmに近い値として、標準レールの1.5倍としています。
215mm(;標準レール)×1.5本=323mm ≒ 320mm
〇高さ;
ベースの上に、橋台を3段の高さまでレールを配置するとして、その上にある程度の山を作ることを考えました。レールレベルは橋台3段ですがトンネル天端高さは橋台4段、その上に100mmの被りを想定すると以下のようになります。
橋台高さ;65mm
65mm(;橋台高さ)×4段+100mm=360mm
これにベースの厚さ43mmを足した切りの良い値として設定しています。
360mm+43mm=403mm ≒ 400mm
重ね標準レールを基準とした長さで300mmに近い値として、標準レールの1.5倍としています。