〇碓井川橋梁 製作記(4)
トンネルの作成です。
新線のトンネルは頂部が円形、側面は垂直という形状です。モデルでは、外形をスチロール板で作り、中を黒画用紙で仕上げています。
トンネルは頂部が円形ですが、側面に開けた穴は四角で、その間を埋めるように黒画用紙を貼ることになります。そこで、画用紙がスムーズに貼れるようにトンネルの内側には三角形の治具を接着しています。
画用紙は頂部から接着すると継ぎ目が目立たなくなります。
黒画用紙を接着し、トンネル部品は完成です。若干形状は異なりますが、これを4つ作成します。
作ったトンネル部品をトンネル路盤に接着します。
トンネル部品接着完了です。
トンネルの翼壁を接着します。
トンネルと翼壁が配置されるとおおよその地形のイメージができてきます。
次は、地形の作成です。
〇碓井川橋梁 製作記(3)
トンネルおよび橋の基礎の作成です。
碓井川橋梁はトンネルとトンネルに挟まれたコンクリート製上路アーチ橋で、トンネルからすぐに橋台となっています。そこで、トンネル路盤と橋台を一体で作成します。
厚さ5cmのスチロール板でベースを作ります。
次に5mm厚」スチロール板で路盤および橋台の面を作ります。
橋台部部分には側面の土留めとなる三角形の板を接着します。
橋台のベース、橋台、路面の部分を接合し、路盤と橋台を一体化した部品として仕上げます。高さの異なる2組4つを作成します。路盤部分は地面の色を塗っておきます。
作成した部品をベースに接着します。
4つの部品の接着完了です。まだ、全体のイメージはつかめません。
今見えている面は、碓井第三橋梁のセクションと接合する面になります。そこで、地形が連続するような地形のスチロール板を接着します。
反対側の面はトンネルとの離れが小さいため、トンネルを配置し、地形の雰囲気を確認しながら決めることにしました。
次は、トンネルの作成です。
〇碓井川橋梁 製作記(2)
ベースの作成です。
ベースは5cm厚の白色スチロール板で底面を、5mm厚の青色スチロール板で側面を作成しています。
底板は5cm厚のスチロール板を使用していますが、材料が不足したため、短い部品を突合せ接着し、作成しました。
側面の青色5mm厚スチロール板です。こちらも材料を節約するため、2枚のスチロール板を突合せ接着して作成しました。
側面はトンネルの部の開口を作ってから底面と接合します。開口部の高さが違うこと、水平位置も偏在していることが見て取れます。
側面を底面と接着します。
側面を底面と直角に接合するため、治具で確認しながらマスキングテープで仮止めして養生しました。
これで外形が完成です。
底板の中央部分は、勾配を付けた川、凸型スチロールブロックは道路となる部分です。
次は、トンネルおよび橋の基礎の作成です。
〇碓井川橋梁 製作記(1)
久しぶりの投稿です。
横川軽井沢間の碓井第三橋梁セクションを譲ることになったのですが、どうせなら、新線である碓井川橋梁も作って一緒に納品していただきないかという依頼を受けて製作することになった次第です。初めての依頼による作品となりました。
では設計図から・・
新線は複線なので、これまでのセクション規格の中に複線を配置しました。既存のセクションとの連続性を考え、地形を連続させる余裕として接続する方の端面からの離れを確保するとともに、トンネルと地形の関係が不自然とならないようように線路配置を考えました。線路の高さは、既設セクション方から見ることを考え、手前の線路を既設セクションの線路高さより製品橋げた1/4、奥の線路を既設セクションの線路高さより製品橋げた1/2と上げ、見通しを確保できるようにしました。線路に勾配を付けるかどうかは迷いましたが、風景写真を見ると、遠景となる新線は勾配がない方が見栄えが良いと感じたので、勾配はつけないこととしました。
次は、セクションのベースの作成です。
*牛乳パック電車(2)
今回は、前回に引き続き、牛乳パックを使用した電車(気動車)の紹介です。
5)103系1000番台
国鉄通勤型電車103系のうち地下鉄乗り入れ用に特化した車両です。前面の貫通扉が特徴です。俗に言う食パン電車です。
6)185系
国鉄の特急型電車です。つい最近、定時運用から離れたことで話題となった車両です。塗装は高崎線運用Verです。
これは、貯金箱としても使えるようにしており、屋根には空調ではなく、お金を入れる口が付いています。
7)711系
国鉄が北海道専用に製作した通勤型電車です。雪の中でも目立つようにと工夫された赤い車体が特徴です。
7)721系
JR北海道が製作した通勤型電車です。この作品が牛乳パック電車の最後で、屋根上機器を作らず、そのままとなっているのだと思います。
8)781系
国鉄が北海道専用の特急型電車として製作した車両です。紫(バイオレット)の帯は、色画用紙にはなく、折り紙を使用しました。
今見ると、運転台が大きくなりすぎてバランスが悪い感じが否めません。
9)785系
781系の後継機としてJR北海道が製作した特急型電車です。くの字型の前面に貫通扉が付く、複雑な形状です。
モデルは古く、屋根のRも裾絞りも入っていません。
10)789系
785系の後継機としてJR北海道が製作した特急型電車です。この後、JR北海道が製作する特急型車両の先頭形状がこの車両から採用されています。
このモデルも古いもので、屋根のRも裾絞りも入っていません。
これで、牛乳パック電車の紹介は終了です。
次は、何を紹介しましょうか・・・・
*牛乳パック電車(1)
今回は、筆者が鉄道模型に戻るきっかけとなった、牛乳パックを使用した電車(気動車)達です。
子供が遊べるようにと、牛乳パックを利用した大きな電車を作ったのが始まりです。
まず、牛乳パックの利用状況をお見せしましょう。
牛乳パックに色画用紙を貼って作っています。車体の長さは、バランスを見て15cmとしています。製作当初は立方体でしたが、作例を重ねるにしたがって、屋根にRを入れたり、前面に折れ曲がりを入れるなどだんだん手が込んできています。
どの順番で作ったか忘れてしまいましたので、順不同でご紹介します。
1)キハ10
JR東海色のキハ10です。これは前面の折れ曲がりや屋根のRが入った、結構手の込んだ作品です。
2)キハ40
これも、JR東海色の作品です。これは、裾絞りまで入れたさらに手の込んだ作品です。
3)キハ75
製作当時は快速みえに使用されていた気動車です。貫通扉の凹凸も表現しています。
4)キハ85
JR東海の特急型気動車です。先頭車は貫通型と非貫通型があるので、その両方を製作しました。そうなると、中間車を入れて3両編成にしたいという欲が出てきて、最終的には3両編成で製作しました。
これはかなり特殊な形状を意欲的に制作しています。
ここからは、編成での紹介となります。
次も、牛乳パック電車が続きます・・・・
*カプセルトイ コレクションケース
今回は、カプセルトイを使ったコレクションケースの紹介です。
このカプセルトイはかなり良くできたもので、ストラクチャーも豊富に揃っていました。そこで、市販のコレクションケースにストラクチャーをセットした展示台を作ってみました。このコレクションケースは3段になっており、各段に風景を設定しています。
まずは、全体を見てください。
上段は、川を渡る通勤電車です。3連の橋梁をE231系通勤電車が渡っています。川は青のプラ敷、橋脚は市販の石垣ペーパー、地面は市販の草地ペーパーを使用するというちょっと手を掛けた構成となっています。
中段は、雪と除雪車です。発泡スチロールののベースに白いレール、セットになっている雪山、雪をかぶった木、トンネルを配置しています。セットに入っていた狐もアクセントとして配置しています。
下段は、SL列車と駅です。コルク版のベースに、跨線橋にホーム、トンネルを配置しています。
車両はいろいろ入れ替え可能です。
このカプセルトイは、基本動力がゼンマイで、レイアウトで運転するとしてもエンドレスがせいぜいですが、ストラクチャーを組み合わせた展示台にすると見栄えがします。
では、次は何を紹介しましょうか・・・・